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1つ紋付の色留袖に比翼を付けるか否か・・・ その2。

本日2つ目の日記。
1つ紋付の色留袖に比翼を付けるか否か・・・の続きです。
その1はこちら→『1つ紋付の色留袖に比翼を付けるか否か・・・


一応もう一度私が着物について語る時の前提を。
■私的『ここ大事!』
私は着物に関してはなかなかに古い考え方をしてしまいます。
この日記もその考え方に基づいて書いているので、
最近の着物事情とは少しずれた考え方になっているかもしれません。
また着物のTPOは基準こそあれども
考え方は十人十色だと思っていますのでこれが絶対正しいとは思っていません。
人それぞれ基準を元に、その時その時で都合の良いTPOにすれば良いと思っています。



これを踏まえて本題です。


前日記で書いていたこちらの色留袖。
DSCF6549.jpg


よく見たら留袖なのに比翼が付いていませんでした。
教室で見ていた時は先生とも比翼を付けなきゃね、と話していたのですが
そもそもなぜこの着物は比翼を付けずに仕立てられているのだろう?と
そこが不思議に思えたのでいろいろ調べてみることにしました。


すると。
今は一つ紋付の色留袖は比翼を付けずに訪問着のように仕立て、
色留袖として着るときは

白の長襦袢
白の伊達衿
白の帯揚げ
白の帯締め

を合わせて留袖格として。

また訪問着として

白もしくは色付の長襦袢
色付の伊達衿
色付の帯揚げ
色付の帯締め

を合わせ訪問着格として着ることが出来る、というのが今の常識?のようなお話がたくさん。
お話されているのは呉服屋さんなどです。

うん?
色付きとはいえ留袖を訪問着として???
うん?????

となりました。
それでは色留袖として着る場合、まあ襟元は白の伊達衿で良いとしても
裾に比翼として白い生地がないということになりませんか?
それではいくら襟元に白が重なっていても留袖本来の
「襲の着物を着て御目出度いことを二重に重ねる」という由来が成り立ちません。

確かに本来は襲として留袖の下に同寸法の白の着物を重ねて来ていたものが、
現在では比翼仕立てという
「襲を着ている風に見える」という略式のものに変わったという前例から見ても、
着物のルールは時代と供に変わりゆくものというのも判らなくはありません。

しかし、それにはやはりあくまでも「御目出度いという気持ちを重ねて表現する」という
留袖の根本にあるようなルールは変えてはいけないと私は思うのです。
「気持ちを重ねて~」というものは
日本の相手を思いやる気持ちを大事にする文化から生まれた、
無くしてしまってはいけない、省略してはいけない部分だと思うのです。



色留袖というのは着る機会が極端に限られます。

一つ紋付で
第3等身に満たない親族の結婚式
主賓として招かれた結婚式
自分か配偶者の叙勲や授賞式
くらいでしょうか?

三つ紋付で
母親として以外で参加する親族の結婚式
主賓(スピーチなどをする一番格上とされる主賓)として招かれた結婚式
自分か配偶者の叙勲や授賞式
くらいかな?
「母親以外で参加する親族の結婚式」は厳密に言うと兄弟の場合だと
五つ紋付が相応しいのでしょうが三つ紋付でもありかなと思います。

五つ紋付になるともっと限られて
母親として以外の第3親等以内の親族の結婚式
自分か配偶者の叙勲や授賞式
宮中に参列する式
くらいでしょうか?
数的には上の二つと変わりないように見えますが、
それでは実際に叙勲や授賞式、ましてや宮中に参列するシーンが
自分の人生に存在するのか?と考えると、
それこそ兄弟か叔母として参列する親族の結婚式でしか着る機会がなくなります。



第3親等以内の親族の結婚式。
新郎新婦の兄弟か叔母として参列する結婚式ですね。

本来、色留袖は黒留袖の色が付いたもの、という分類なので
色が黒であろうと色付であろうと同格なのですが、
風潮として黒留袖の下に見られがちな着物です。
五つ紋付の色留袖だと黒留袖と同格という方もいらっしゃいますね。
これは昔ならともかく、今は黒留袖と言えば
五つ紋付が普通になってきているからだと私は思いますが、
別に五つ紋付に限らず、同じ紋の数の同士の黒留袖と色留袖は同格なのです。
↑私の通っている教室ではこう教えています。

しかし、やはり色留袖の方が格下と見られがちなのは確かなので、
年齢的にまだ若い場合は色留袖でも良いといった感じが多いでしょうか。
既婚者の第一礼装は黒留袖一択!!!という風潮も根強いでしょうね。

後は別に年齢が60代だろうが70代だろうが、色留袖を着ておかしいことはありませんが
年代が上がると黒留袖が良いという感じでしょう。
もしくは色留袖を作ってないので既婚になったら
全て黒留袖で間に合わせるといったこともあるでしょうし。

なので色留袖というと若いうちの親族の結婚式か
主賓で参加する結婚式くらいしか着る機会がないと思われがちなんですね。
まあ年代が上がって叔母として参列する結婚式に着たとしても、
昔と違って兄弟が少なくなってますしそう回数がとても増えるという訳ではないでしょうがw


こうやってみると色留袖というのは着る機会が狭い贅沢な着物なのだなと感じます。
正直、呉服屋さんも売りにくい着物だろうなーと(苦笑)

そう考えると最初に書いた一つ紋付を訪問着として~は、
やはり呉服屋さんの苦肉の策?とか思ってしまうんですよねw


うん。
やっぱり私は

『留袖は留袖として』『訪問着が着たいならきちんと訪問着を着る』

が好きみたいです。
そう言っても別に人が一つ紋付を訪問着として~を実践するのは
現代の風潮に合わせているんだな程度で何の問題も感じないし、
人に自分の考えを押し付けるつもりはさらさらないので、
こんなこと考えてるやつもいるんだー程度にさらっと流してもらえると助かりますw(*´ワ`*)アハ



追記。
入札していた紫の三つ紋付色留袖も無事に落札出来ていたので、
これは妹の結婚式まで大切に仕舞っておこうと思います♪






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2013.05.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 着物

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